泌尿器外科腹腔鏡手術体験セミナー2014
7月5日、BSLアドバンストコースで泌尿器科・副腎内分泌外科選択の6年生を対象としたセミナーを開催しました。セミナーは、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカルカンパニー 須賀川工場で豚6頭に対する腹腔鏡手術を体験するといった内容です。セミナーには、学生8名、泌尿器科研修中の研修医1名が参加しました。
はじめに、腹腔鏡手術で 使用する各種デバイスの使い方、腹腔鏡下腎摘出術の準備(体位やポート設置についてなど)と手術手技、手術の注意点を学びました。手術体験では、医師1-2名と学生1-2名のチーム構成で、各チームに豚1頭が準備され、午前・午後で左右の腎摘除術を行いました。
![]() |
![]() |
実際の手術としては、@ポート位置の決定、Aポート挿入、B腹腔鏡での腎臓の位置確認、C腎周囲被膜の部分剥離、D腎門部血管の処理、E腎周囲被膜 の全剥離、F腎摘出の順に進めていきます。手術体験では複数の鉗子、剪刃、超音波メス、自動縫合器、血管クリップなど各種デバイスを自由に使用し行いました。初めてにもかかわらず、多くの学生が腎の摘除まで到達し、充実感のある実習となりました。腎臓摘出後は記念に各自の手術映像が配布され、手術体験は終了となりました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
手術体験終了後、小島教授の総括で本セミナーは終了となりました。最後に会場入り口で集合写真の撮影を行いました。
![]() |