福島県立医科大学医学部　泌尿器科学講座

第77回日本泌尿器科学会東部総会　参加報告

平成24年10月17日(水)〜19日(金)にかけて東京ドームホテルで第77回日本泌尿器科学会東部総会が行われました。
私はポスター発表でしたので19日のみ日帰りで参加しました。
会場に9時過ぎに到着し、受付を済ませてポスター会場に行くと、ついた時間が早かったのか、まだポスターはほとんど貼られていませんでした。一人でポスターが傾かないように注意しながら、ポスターを貼付しました。
同日の一般口演に矢部先生と中島先生が演題を出されていたので会場に向かうと、すでに発表を終え余韻に浸っている矢部先生に遭遇しました。その後、中島先生の発表があったため、共に会場で発表を聴きました。

 

中島先生の発表	ポスター会場で　撮影：矢部先生

 

ポスター会場で一通りポスターを閲覧した後に、今回の発表演題がBCG膀胱内注入療法に関するものであったため、ランチョンセミナーは『ガイドラインから読み取るBCG膀胱内注入療法』の題で筑波大学の西山教授のセミナーに参加しました。2^ndTUR、BCG維持療法など、会場に参加している先生方の間でも意見の分かれている部分であり、現在、当院ではTUR後の膀注に関してプロトコールを決めて施行しており、今後の治療に還元できるようきちんとしたデータを取っていくことが重要だと感じました。
午後は自身のポスター発表を終え、当日はクライマックスシリーズの第3戦であったため、会場周囲が混雑する前に足早に帰路につきました。

忙しい一日でしたが、有意義な学会参加となりました。発表の準備にご協力いただいた小黒先生を始め、医局員のみなさんありがとうございました。