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研究・学会活動
受賞報告
第31回 日本排尿機能学会 学会賞(臨床研究部門)受賞報告
福島赤十字病院 泌尿器科 部長
福島県立医科大学 臨床准教授
片岡政雄
2024年9月5日〜9月7日に福島県郡山市のビッグパレットふくしまで第31回日本排尿機能学会が開催され、学会賞発表部門(臨床研究)で学会賞をいただきました。
演題は『MRIを用いた骨盤底筋評価によるロボット支援前立腺全摘除術後の過活動膀胱発症メカニズムの解明』で、術後の過活動膀胱の発症に影響する因子として直腸尿道筋の重要性を報告いたしました。
前立腺癌の診断で手術を受けられる患者さんの5年生存率はほぼ100%であり、長期生存される方がほとんどです。そのため、手術後のQOLの維持も非常に重要です。当科では以前より前立腺全摘除術後の排尿機能や性機能について研究と報告を継続して参りました。本研究もその一端となります。
研究と発表にあたっては小島教授にご指導いただき、また医局の先生方にもデータの収集から手術に至るまで多大なご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。
今回の受賞を励みに、今後も臨床と研究と励んでまいりたいと存じます。これからもよろしくお願いいたします。