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泌尿器科学講座におけるロボット支援手術システム・ダヴィンチの運用

福島県立医科大学附属病院では、2013年に東日本では初めて医療支援用ロボット・ダヴィンチSiを導入し、ロボット支援前立腺全摘除術、ロボット支援腎部分切除術、ロボット支援膀胱全摘除術、ロボット支援腎盂形成術といった手術を行なってきました。

2021年10月からは、従来のダヴィンチSiの更新に伴い、ロボット1台体制をダヴィンチXiとXの2台体制に移行しています(図1)。ダヴィンチXiとXはいずれも第4世代と呼ばれる最新機種で、特徴としては、手術アームがコンパクトになり、干渉が少なく可動域が広がりました。そして体内を映す内視鏡の太さもより細くなり、さらにどのアームにも取付け可能になるなど、手術の操作性・精度が高まり、高度な手術をより安定して行うことができます。

2台体制となることで、同時に違う領域のロボット手術を行うことができることや手術の待機時間が減少するなど効率が上がることから、体への負担の少ないロボット手術をより多くの患者さんに提供することが期待できます。

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