初期研修医の皆さまへ
専門医、認定医について
研修プログラムのご紹介
2年間の卒後臨床研修を終了し泌尿器科医を志すみなさんに、新しい時代のニーズに答え質の高い医療を提供できる専門医になっていただくことを目的としています。泌尿器科疾患の中には、急増する前立腺がん、前立腺肥大症、下部尿路機能障害(尿失禁など)、脳死からの腎臓移植など社会的関心が寄せられているものがたくさんあります。まさに21世紀は泌尿器科医が要望される時代とも言えるでしょう。このプログラムの特徴は、4年間の専門研修期間中に大学病院と関連施設病院で研修を行ない、専門医取得に必要とされる症例数や手術件数を効率よく達成できることです。臨床系大学院進学を希望する方には、後期研修医として勤務しながら、4年間で学位(博士号)と泌尿器科専門医を一緒に取得できる本学独自のコースが用意されています。
取得できる主な専門医、認定医 (取得条件の詳細は各学会のホームページをご参照下さい)
日本泌尿器科学会 専門医 | |
専門医研修4年目の8月に実施される資格試験(筆記・面接)に合格し、翌年3月31日まで研修を終了すると泌尿器科専門医を取得できます。
日本透析医学会 専門医 | |
泌尿器科学会専門医の資格を有し、所定の研修病院で5年以上の研修を終了し、日本透析医学会で実施される資格試験(筆記・面接)に合格すると日本透析医学会専門医を取得できます。
日本泌尿器内視鏡学会 泌尿器腹腔鏡技術認定医 | |
泌尿器科学会専門医取得後2年以上、泌尿器腹腔鏡手術の修練(20症例以上)を行い、日本泌尿器内視鏡学会で実施される手術ビデオ審査に合格することで泌尿器腹腔鏡技術認定医を取得できます。
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 | |
泌尿器科学会専門医の資格を有し、日本がん治療認定医機構の定める研修認定施設において、がん治療研修(2年以上)を終了し、日本がん治療認定医機構で実施される資格試験合格するとがん治療認定医を取得できます。
取得できる専門医一覧
日本泌尿器科学会 | 専門医、指導医 |
日本透析医学会 | 専門医、指導医 |
日本泌尿器内視鏡学会 | 泌尿器腹腔鏡技術認定医 |
日本内視鏡外科学会 | 泌尿器技術認定医 |
日本がん治療認定医機構 | がん治療認定医 |
日本臨床腎移植学会 | 腎移植認定医 |
日本移植学会 | 移植認定医(腎領域) |
日本小児泌尿器科学会 | 認定医 |
ICD制度協議会 | Infection Control Doctor(ICD) |