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出向先からの便り

医系技官としての新たな一歩

小川総一郎

4月1日付で、医系技官としての新たなスタートを切りました。着任から2ヶ月が経ち、少しずつ生活も落ち着いてきましたので、東京での様子についてペンを執りたいと思います(正確には、パソコンに向かう、ですね)。

医系技官とは、医師・歯科医師の免許を有し、その専門知識を保健医療に関わる施策に生かしていく行政官のことで、その割合は全医師の0.1%と非常にレアな存在です。医系技官が活躍している場は、国内の官公庁や関係機関・大学、海外など多岐に渡ります。福島県立医科大学出身者の中にも医系技官の経験者、あるいは実際に今も活躍なさっている方がいらっしゃいます。

私の勤務する環境省本省は、厚生労働省と同じ建物内にあります。東京・霞が関の官公庁等が立ち並ぶオフィス街にありながら、道路を挟んですぐ東側には日比谷公園が隣接しており、この季節は緑の木々と色とりどりの花がとても鮮やかです。

配属された室では、放射線の健康影響に関わる事業や調査を担当しています。詳細は割愛しますが、現場の声をもとにプロジェクトを企画・実施したり、関連する国会業務など、行政の立場から環境保健に携わっています。

行政の仕事、スーツを身にまとっての地下鉄通勤、テレワーク、毎日決まった時間の昼食など初めてだらけの毎日ですが、周囲の皆様に助けられながら元気にやっております。今後もこのHPをお借りして、近況をご報告していきたいと存じます。

環境省が入るビル 執務室のデスクにて

 

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